泉南型石綿国賠、造船関連作業でも和解!
2019.09.10
2019年9月9日(月)、三菱重工業神戸造船所の下請け企業である河原冷熱工業で働き、中皮腫で亡くなった元労働者の遺族が、国に損害賠償を求めた訴訟について、国との和解が成立しました。当弁護団が担当し、今年3月に神戸地方裁判所に提訴していた案件で、半年で解決しました。遺族は、請求どおり国から1400万円余りの支払いを受けます。
造船所での作業は、移動が多く、局所排気装置の設置が困難と考えられる場合もあるため、詳しく事情をお聞きし、必要な調査を行って、弁護士が専門的観点から判断しなければ、泉南型国賠の対象となるかどうかは分かりません。お心当たりの方は、泉南アスベスト国賠訴訟の最高裁判決を勝ち取った当弁護団まで、まずはお気軽にご相談下さい。
*NHK 兵庫NEWS WEB[アスベスト訴訟 国との和解成立]https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190909/2020004830.html
*大阪アスベスト弁護団[造船関連作業で泉南型国賠を提訴]http://www.asbestos-osaka1.sakura.ne.jp/news/1431/