【建設アスベスト訴訟】厚労大臣の謝罪会見
2021.02.03
2021年2月2日(火)、田村憲久厚生労働大臣は、国の上告受理申立を不受理とした京都1陣訴訟の1月28日(木)付け最高裁決定を受けて、原告に対する謝罪の意思表明を行いました。会見内容は以下のとおりです。
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建設業に従事された元労働者等とその遺族の方が、石綿による健康被害を被ったのは、国が規制を適切に行使しなかったからであるとして、損害賠償を請求している裁判につきまして、令和3年1月28日に、最高裁は京都1陣建設アスベスト訴訟に係る国の上告受理申立てを一部受理しないとの決定をしました。
これにより、本訴訟については、一部原告を除き、国に一部責任があると認めた大阪高裁判決が確定したということであります。
昨年12月の東京1陣訴訟に続いて、国に責任があると認められたことについて、重く受け止めておるわけでございまして、原告の方々に対して責任を感じ深くお詫びを申し上げます。同高裁判決等を踏まえ、適切に対応したいと考えております。
*厚生労働省HP[令和3年2月2日付け田村大臣会見概要]