アスベスト被害防止関連法規の抜本改正を求めるパネルディスカッション
2020.07.06
2020年7月1日(水)、中皮腫・じん肺・アスベストセンターのHPに『アスベスト被害防止関連法規の抜本改正を求めるパネルディスカッション』が公開されました。このパネルディスカッションは、村山武彦教授(東京工業大学)、宮本憲一名誉教授(元立命館大学・大阪市立大学)、佐伯一麦氏(作家)が呼び掛け人となり、同センターと建設アスベスト訴訟全国連絡会、職業性呼吸器疾患有志医師の会、職業性疾患・疫学リサーチセンター、石綿対策全国連絡会議、東京労働安全衛生センター、なくせじん肺キャラバン実行委員会の7団体が共催で2020年5月15日(金)に開催したものです。
当初は昨年同様、衆議院議員会館での省庁担当課と議員を含めた開催を目指していましたが、コロナウイルス蔓延のため議員会館が使用できず、無観客撮影のパネルディスカッションとなりました。今国会で上程された大気汚染防止法改正案は、調査者の資格と能力、大気濃度測定の義務化見送り、解体工事の届出、直接罰則の不十分等の懸念で3000件を超すパブリックコメントが寄せられました。同センターは、2020年の法改正では40~50年後に再び石綿の健康被害が起きてしまうと警告しています。
*[アスベスト被害防止関連法規の抜本改正を求めるパネルディスカッション]https://www.asbestos-center.jp/pastactivities/propositions/20200515/