厚労省が令和元年度石綿労災認定事業場を公表
2020.12.17
2020年12月16日(水)、厚生労働省が令和元度に石綿ばく露作業による労災認定等がなされた最終ばく露事業場を公表しました。
2019(令和元)年度の労災認定は約1100人。その半数が建築作業従事者です。全国労働安全衛生センター連絡会議は、厚労省のデータを詳細に分析・検証し、「隙間のない救済」にはほど遠いと指摘しています。
*厚労省[「令和元年度 石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(確定値)」を公表します]
*NHK[アスベストの労災認定 昨年度1100人超 事業所名も公表 厚労省]
*産経新聞[アスベスト被害で労災認定 厚労省が992事業所を公表]
*全国労働安全衛生センター連絡会議[<最新 2020.12.16>石綿健康被害補償・救済状況の検証(2019年度確定値) 補償・救済累計3万件突破、しかし「隙間ない救済」いまだ-建設業従事者が全体の約半数]