トースター製造工場の元労働者遺族、泉南型石綿国賠の和解成立
2018.02.21
2018年2月8日(木)、大阪地裁において、松下電器産業(現パナソニック)の下請け会社である東洋プレス(トースター製造工場)で働き、中皮腫で亡くなった元労働者の遺族と、国との間で和解が成立しました。
当時のトースターは電源コードやヒーターの接続部分などに石綿を使用しており、元従業員は製造ラインの現場監督として石綿粉じんにばく露しました。
和解対象となるか否かは、「局所排気装置を設置すべき」石綿工場と言えるかどうかがポイントですが、判断が難しく、調査が必要な場合もあります。詳しくは、泉南アスベスト国賠訴訟の最高裁判決を勝ち取った当弁護団にご相談下さい。
*産経新聞[アスベスト訴訟 トースター製造工場の元従業員男性の遺族と国が和解]http://www.sankei.com/west/news/180208/wst1802080060-n1.html