【連載】アスベスト被害Q&A③~どんなものにアスベストが入っていたの?~
2023.10.27大阪アスベスト弁護団では、大阪商工団体連合会(大商連)が発行する大阪商工新聞に、アスベスト被害Q&Aを連載しています。
第3回「どんなものにアスベストが入っていたの?」の内容は以下のとおりです。
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Q どんなものにアスベストが入っていたの?
A アスベストは、様々な用途に使用されてきました。
7~8割が建材に使用されており、鉄骨の耐火被覆としての「吹付材」が有名ですが、「ケイカル板」等のボード類にもアスベストが含まれていました。モルタル等に入れる「混和材(テーリング)」にもアスベストが入っており、大工・内装工、左官、電工、配管工、塗装工など色んな職種の方がアスベストの病気を発症しています。
また、工場や造船所ではボイラーの保温材や断熱材などにアスベスト製品が用いられ、自動車のブレーキライニング等にもアスベストが入っていました。
アスベスト粉じんを吸った可能性がある方は、医師にその旨を伝え、定期検診を受けることをおすすめします。大正民商のKさんは、長年、造船所、建設現場で働いてきました。咳などの症状で受診。石綿肺と診断されて、じん肺管理区分3の決定を受け、「石綿健康管理手帳」等を取得しました。
アスベスト被害に関する心配やご相談は、各民商までお問い合わせ下さい。弁護士が無料でご相談をお受けします。常設ホットライン「0120−966−329」(平日10~18時)も開設中です。
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