環境省・石綿健康被害救済対策室との交渉に参加
2022.05.132022年5月11日(水)、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会が主催する、<5・11>「800億円?誰のため、何のためのお金?『石綿健康被害救済基金』を治療研究促進に使って!」環境省・石綿健康被害救済対策室との交渉に参加しました。
中皮腫は、患者数が少ないため、研究資金が確保されず、治療法や新薬の開発が進まない状況が続いています(詳しくは、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会のホームページhttps://www.chuuhishu-family.net/campaign01/をご覧ください)。
「石綿健康被害救済法」の基金の一部を治療研究にも活用してほしい。自分の治療には間に合わないかも知れないけれど、将来の患者のために1日でも早く新薬を開発してほしい。それが患者の生きる希望になる・・・すでに治療法がなく、大きな不安を抱える中皮腫患者の訴えは余りにも切実です。
患者・家族だけでなく、治療にあたる医療者も選択肢や情報不足という困難な実態に直面していること、また、中皮腫の診断・治療ができる医療機関が都市部に集中している問題も浮き彫りにされました。
石綿健康被害救済法が制定された2006年当時とは異なり、現在では国や企業の責任(法的責任だけでなく、社会的責任等も)が明らかになっています。
石綿健康被害救済法の目的を法改正し、治療研究分野への基金支出を実現することは喫緊の課題です。
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