最高裁でもアスベスト飛散、大法廷使用中止
2019.08.21
報道によれば、吹付石綿の実態調査の結果、1974年に竣工した最高裁判所の建物にも、30カ所以上で石綿の使用が確認されているそうです。このうち大法廷では、昨年10月に高濃度のアスベストが測定され、耐震改修工事を中断。今年2月からは大法廷の使用を中止し、石綿除去工事を優先して行ったとされています。
吹付石綿の実態調査が行われたのは2009年。最高裁ですら対策が後手にまわっている現状を改善するためにも、建設アスベスト訴訟の早期解決が必要です。
*朝日新聞デジタル・gooニュース[最高裁大法廷にアスベスト、使用中止 実は10年前発覚]https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM8N5396M8NUTIL021.html