職業性疾患・疫学リサーチセンター関西支部 第10回定期総会
2019.06.30
2019年6月29日(土)、新大阪において、「NPO法人職業性疾患・疫学リサーチセンター関西支部 第10回定期総会」が開かれました。
職業性疾患・疫学リサーチセンター関西支部には、関西の労働組合や弁護団が参加しており、みずしま内科クリニック院長・水嶋潔医師を中心に、建設労働者や港湾労働者らのレントゲン再読影事業(前年度は約1万7000枚、前々年度は約1万5000枚)や、アスベスト労災事案の研究報告などを行っています。再読影の結果、肺がんなどのアスベスト関連疾患が発見され、早期治療や労災申請に繋がるケースも少なくありません。
今年の総会には、九州社会医学研究所所長・田村昭彦医師を招いて「産業医活動と職業病」についてご講演いただき、九州における幅広く継続的な取り組みを学びました。