【連載】アスベスト被害Q&A②~アスベストを吸うとどんな病気になるの?~
2023.10.19大阪アスベスト弁護団では、大阪商工団体連合会(大商連)が発行する大阪商工新聞に、アスベスト被害Q&Aを連載しています。
第2回「アスベストを吸うとどんな病気になるの?」の内容は以下のとおりです。
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Q アスベストを吸うとどんな病気になるの?
A アスベストによる病気の代表的なものは「中皮腫(ちゅうひしゅ)」「肺がん」「石綿肺」「びまん性胸膜肥厚」「良性石綿胸水」です。
主な症状は、「息切れ」や「せき・たん」で、「胸の痛み」を伴うこともあります。仕事で吸い込んでも、退職してから発症することが多いため、アスベストが原因とは気付きにくい病気です。
肺がんの場合、たばこが原因と決めつけてしまいがちですが、喫煙歴があってもアスベストの影響が否定されるわけではありません。葛城民商会員のNさんは、70歳を越えて肺がんに罹患。10代の4年間従事した石綿製品を製造する仕事が原因であることがわかり、労災認定と国からの損害賠償金を受けました。
息切れ等の症状がある方で、アスベストを吸った覚えのある方は、医師に職歴を伝えたうえ、病名を確認してみて下さい。一定の要件を満たせば、労災等の補償・救済を受けられる場合があります。
アスベスト被害に関する心配やご相談は、各民商までお問い合わせ下さい。弁護士が無料でご相談をお受けします。常設ホットライン「0120-966-329」(平日10~18時)も開設中です。
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