去る10月7日、大阪弁護士会公害環境委員会での75期修習生を対象とした実務修習プログラム「アスベスト被害の原点・泉南アスベスト国賠訴訟に学ぶ」を、当弁護団の小林邦子弁護士と谷真介弁護士が担当しました。

午前中から午後2時頃までは、泉南アスベスト訴訟と建設アスベスト訴訟の講義を行いました。

午前の泉南アスベスト訴訟に関する講義においては、泉南アスベスト国家賠償請求事件での原告の方や泉南アスベストの会の皆様も参加し、被害の苦しみや訴訟に立ち上がった経緯などについてお話していただきました。

その後、泉南でのフィールドワークとして、泉南石綿の碑、アトリエ泉南石綿の館を見学後、マイクロバスに乗って泉南工場跡地、三好石綿跡地などを回りました。

修習生の皆さんも大変熱心に受講いただき、有意義な時間となりました。

今後も、泉南アスベスト被害とその奮闘の歴史を、より多くの方々にお伝えする活動を続けていきたいと思います。