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泉南型石綿国賠、清算条項後の差額和解が初成立!-和解後の病状悪化や死亡の4人

2020.02.07

2020年2月7日(金)、泉南型石綿国賠を提訴し、いったん国と和解して賠償金を得た後、亡くなったり病状が悪化した被害者4名について、国に追加の賠償金(差額分の慰謝料)を請求していた裁判は、大阪地裁で和解が成立しました。当弁護団が担当していた案件で、提訴から和解まで4カ月弱。もう1名についても、次回期日で和解が成立する見込みです。

石綿の病気は徐々に悪化する場合がありますし、病気が原因で亡くなる場合もあります。例えば、石綿肺管理2・非合併で国と和解した後(基準慰謝料額550万円)、合併症が発症した方もおられますし(同700万円)、肺がんや中皮腫で存命中に国と和解した後(同1150万円)、亡くなられた方もおられます(同1300万円)。今回の和解は、国がこの差額を賠償するものです。国との最初の和解では、多くの場合、追加の請求ができない条項(清算条項)が盛り込まれていますが、今回はこの条項があっても国が支払いに応じた全国初のケースです。平等な被害者救済のため大きな意義があります。

*毎日新聞[アスベスト差額集団訴訟が和解 請求通り1375万円支払いへ][石綿被害差額補償、和解 大阪地裁 集団訴訟初、国が賠償]ttps://www.excite.co.jp/news/article/Mainichi_20200207k0000m040427000c/

*読売新聞[石綿被害者ら、追加賠償で国と和解・・・大阪地裁]https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200208-OYO1T50003/

*NHK 関西 NEWS WEB[石綿病状悪化で追加賠償金 和解]https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200207/2000025118.html

*大阪アスベスト弁護団[泉南型石綿国賠、差額求め提訴-和解後の病状悪化や死亡]http://www.asbestos-osaka1.sakura.ne.jp/news/1607/

*大阪アスベスト弁護団[泉南型石綿国賠、差額和解成立-札幌地裁]http://www.asbestos-osaka1.sakura.ne.jp/news/1680/

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