関西建設アスベスト大阪5陣訴訟、提訴!
2024.11.01
2024年11月1日(金)、大阪アスベスト弁護団は、原告24名(被害者単位19名)とともに、建材メーカー相手に訴訟を提起しました。
本訴訟は、2008年に首都圏を皮切りに提起された全国建設アスベスト訴訟(2021年には原告勝訴の最高裁判決)に連なるものであり、当弁護団が提起するものとしては5グループ目のもの(大阪5陣訴訟)となります。被告は次のとおりです。
・被告建材メーカー(18社)
AGC、旭トステム外装、エーアンドエーマテリアル、クボタ、ケイミュー、神島化学工業、日鉄ケミカル&マテリアル、大建工業、太平洋セメント、東レACE、ナイガイ、ニチアス、日東紡績、日本インシュレーション、バルカー、ノザワ、エム・エム・ケイ、パナソニックホールディングス
※下線の企業は、全国の建設アスベスト訴訟において最高裁により賠償責任が確定した企業
本件をもって、当弁護団がこれまでに提起・追行した建設アスベスト訴訟(1陣から5陣まで)の被害者数は、合計200名を超えました。
当弁護団は、1人でも多くの建設アスベスト被害の救済のため、最高裁判決が出ても自らの責任を認めようとせず、なお争い続ける建材メーカーに対し、補償を求め続けます。
関テレ:『5億超の賠償』アスベスト被害の元建設作業員などがメーカーに求め提訴「基金制度が必要」と弁護士
https://www.ktv.jp/news/articles/?id=15792