第8回泉南石綿の碑記念式と建設アスベスト学習会
2022.04.182022年4月17日(日)、新緑鮮やかな陽光の下で、泉南アスベストの会による第8回「泉南石綿の碑記念式」と「建設アスベスト学習会」が開かれました。
泉南アスベスト訴訟の元原告や弁護団、地元の支援者など約40名が参加。
記念式では、今年1月28日に石綿肺がんで亡くなられたチョンジョルさんはじめ、アスベストの病気で亡くなられた方々に黙祷を捧げ、献花しました。
チョンジョルさんは、韓国のアスベスト被害者救済活動のリーダー。自身の病気を押して、韓国はもとよりアジア各国の石綿被害者を励まし、救済活動に奔走されました。泉南にも来られ、韓国にも招待していただくなど、被害者同士の交流が続いていました。
学習会では、弁護士3名が講師となり、泉南型(工場型)国賠和解の現状、建設アスベスト訴訟の到達点、建設アスベスト給付金制度について報告。
会場からは、具体的な相談事例に関する質問や、今後の課題についての意見が次々と出され、とても有意義な時間となりました。
また、中村千恵子さん作「アスベスト絵伝」が受賞した「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞優秀賞」の盾もお披露目されました。
泉南石綿の碑のはす向かいでは、名所・熊野街道信達宿の野田藤が見頃を迎えており、石碑公園のフジ棚も立派な花房をつけています。
種から藤を育てた泉南アスベストの会・事務局長の梶本逸雄さんは、「植物は、静かに力を蓄え、時が来れば花を咲かせる。私たちも、ここぞという時に世界に発信する心意気で、地道に頑張りたい」と挨拶されました。
泉南アスベストの会のホームページは こちらからご覧ください。
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