【建設アスベスト訴訟】大阪2陣(地裁)第15回期日

【建設アスベスト訴訟】大阪2陣(地裁)第15回期日

2019.09.21

2019年9月20日(金)午後1時30分から、大阪2陣(地裁)の第15回期日が開かれました。今回は、原告2名の本人尋問が行われました。

■Tさんは、1984年から2018年まで34年間、電工として働いてきました。現在54歳、悪性胸膜・腹膜中皮腫で闘病中です。2017年12月頃から咳やくしゃみの際に胸に痛みを感じるようになり、まもなく歩くのもやっとの状態になりました。複数の病院を受診しましたが原因がわからず、ようやく2018年4月に中皮腫と診断。しかし、治療してくれる病院がなかなか見つからず、ようやくオプジ-ボの治験をしている岡山労災病院に行き当たったものの、体力不足のため治験はできませんでした。そのため、抗がん剤治療を受けましたが、副作用に苦しみ、どんどん痩せていきました。幸い、抗がん剤治療は成功したものの、再びがんの増殖が判明。不安な日々を送っています。Tさんは、痛みをこらえながら「危険なアスベスト建材を全国にばらまき、しかもそれを隠した建材企業と放置した国は許せません。裁判所にも許してほしくありません。これを言うために、私は今日法廷に立ちました。裁判所には、私が安心して天国へ行けるよう、公正な判決を望みます」と渾身の力で証言しました。

■Kさんは、現在57歳、北海道小樽市から参加しています。建築職人ではなく、1987年から2013年まで札幌で営業職に就いていた際、電工の補助作業を行いアスベストに曝露しました。2016年12月に悪性胸膜中皮腫と診断され、手術できなければ余命半年から1年、手術できればもう2年ほど延びるかもしれないと言われました。Kさんは、テレビニュースで知った「患者と家族の会」を頼り、2017年2月、北海道から遠く離れた山口県の宇部医療センターで左肺を全摘。手術は無事終了しましたが、息切れや左上半身の痛みが残っています。また、山口での闘病生活は放射線治療や抗がん剤治療の苦しみに加え、孤独との闘いでもありました。2019年8月の定期検診でCTに異常所見が見つかり、再発の不安を抱えています。建築現場で粉じんまみれになって働いたわけではなく、電工の手伝いをしただけで中皮腫を発症したKさんの証言は、改めてアスベストの恐ろしさを実感させるものでした。

■関西建設アスベスト訴訟の当面の期日

10月18日(金)2陣地裁第16回期日【大阪地裁202号法廷】

11月22日(金)2陣地裁第17回期日【大阪地裁202号法廷】

12月13日(金)2陣地裁第18回期日【大阪地裁202号法廷】

2020年

1月17日(金)2陣地裁第19回期日【大阪地裁202号法廷】

2月28日(金)2陣地裁第20回期日【大阪地裁202号法廷】

 

 

 

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