【建設アスベスト訴訟】大阪2陣(地裁)第8回期日
2018.04.224月20日(金)午後1時30分から、大阪2陣(地裁)の第8回期日が開かれました。今回は2人の原告本人の尋問が行われました。
■Sさんは宮崎から参加しています。昭和25年に中学を卒業してから、平成16年までの50年間、大工一筋で働いてきました。戸建て住宅の基礎工事、内装、外壁、屋根工事、大型建物の内装工事など、新築・改修も含めて様々な作業に従事しました。仕事を辞めたころから原因不明の息切れに悩まされるようになり、平成27年に肺がんの診断を受けました。手術を受けた後も、石綿肺、びまん性胸膜肥厚になっていたことが判り、息切れは悪化しています。
■Hさんは昭和37年から昭和60年まで電工として働き、その後平成14年までは設備設計、監理の仕事をしました。ビルや工場、マンション、小学校など様々な建物の電気工事を行い、吹付材やボードから出る粉じんにばく露しました。平成19年に胸膜プラークが見つかり、平成22年に肺がんの診断を受け、右肺上半分を切除する手術を受けました。一昨年、肉芽腫ができたときには、いよいよ再発したのかと不安に襲われました。
関西建設アスベスト大阪訴訟の年内の裁判期日は以下のとおりです。
<2018年>
8月3日(金) 2陣地裁・第9回期日【大阪地裁202号法廷】
9月20日(木) 1陣高裁・判決期日【大阪地裁大法廷】
10月5日(金) 2陣地裁・第10回期日【大阪地裁202号法廷】
12月7日(金) 2陣地裁第11回期日【大阪地裁202号法廷】
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