西渡診療所を訪ねて
2017.08.078月6日(日)、職業性疾患・疫学リサーチセンター関西支部の有志により、浜松市天竜区の「西渡診療所」を訪ねました。
JR浜松駅から車で1時間余り、杉山と茶畑に囲まれた小さな集落。今年5月に亡くなられた海老原勇医師は、この西渡診療所に毎週通い、40年に亘って久根鉱山のじん肺患者をはじめ多くの患者を診てこられました。元は旅館だったという趣のある純和風の建物には、レントゲンやCT、胃カメラなど充実した医療器機がしつらえてあります。天竜川を見下ろす緑濃い山間の診察室から、数々の貴重な研究論文を発信された海老原医師の偉業に思いを馳せたひとときでした。
一行は診療所を後にし、久根鉱山の建屋(足尾銅山と同じ古河鉱業の経営、公害問題もあったそうです)と佐久間ダム(昭和31年竣工の大規模ダム、労働者90余人が亡くなったそうです)を見学。西渡診療所には、久根鉱山だけでなく、ダム建設によるじん肺患者も通っていたかも知れません。
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