【建設アスベスト訴訟】大阪2陣3陣 控訴審第1回口頭弁論期日
2024.05.282024年5月28日(火)午前10時30分から、建設アスベスト大阪2陣3陣訴訟の控訴審の第1回口頭弁論期日が大阪高裁第5民事部(徳岡由美子裁判長)で開かれました。
期日では、原告Iさんの意見陳述、弁護団の小林弁護士、村松弁護士から意見陳述を行いました。
原告Iさんは、43年間、内装工として従事してきましたが、2021年1月、67歳のときに悪性胸膜中皮腫と診断されました。意見陳述では、診断時のショック、「肺の皮をめくって裸の状態にする」などと言われた手術への恐怖、抗がん剤治療の副作用による苦痛、そして、再発の不安、生きがいである仕事ができなくなった悔しさについて話していただきました。
また、控訴審における第1回期日であるため、小林弁護士からは、原判決(2陣3陣大阪地裁判決)の評価と控訴審において克服されるべき点について説明しました。
その上で、村松弁護士からは、被害の早期救済に向けて、和解に背を向ける被告企業の不当性や和解による早期解決を図るべきであることについて説明しました。
さらに、大阪2陣、3陣訴訟の今後の控訴審の口頭弁論期日は、以下のとおり、指定されました。
第2回 7月23日午前10時30分~午前11時30分
第3回 9月17日午後2時00分~午後5時00分
第4回 12月17日午後2時00分~午後3時00分
以下では、意見陳述のPDFを掲載しています。
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