【建設アスベスト訴訟】大阪2陣第30回、3陣第7回期日
2022.10.20気持ちの良い秋晴れの10月20日、2陣・3陣訴訟の口頭弁論期日が開かれました。コロナ禍以後、久方ぶりの傍聴制限なしの公開期日であり、大阪地裁2階大法廷はご参集下さった原告、支援の方々らでほぼ満員となりました。
実直な原告Tさん(元電気工)。そのお人柄が色濃く反映された意見陳述から期日は始まり、その被害の深刻さに裁判官ら、被告代理人弁護士も神妙な態度で聴き入っていました。早期の解決を訴えるTさんの「冷たい石の下、暗い土の中で判決を聞きたくない」との悲痛な訴えに、法廷内、傍聴席いずれでも大きく頷く姿が見られました。
また、左官工のHさん、ダクト工のAさんの追加尋問も実施されました。HさんもAさんも現場でのばく露実態をありありと証言され、Hさんの尋問に関しては、被告である建材メーカーらのほとんどが反対尋問を放棄するほどでした。Aさんについても、被告代理人弁護士らからのしつような質問にしっかりと対応され、裁判所にばく露実態だけでなく、その被害(病苦)も強く訴えました。
既にお伝えしているとおり、2陣・3陣訴訟は12月12日(月)11時からの口頭弁論期日をもって、結審(審理の終了)となります。来年の早い時期に判決となる見込みです。結審、そして勝利判決に向けて、最後の山場です。引き続きのご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願い致します。
期日に先立って行われた裁判所前での昼宣伝を撮影したものをYoutubeにて配信しております。当弁護団の弁護士、支援者らの訴えです。よろしければご覧ください。
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