関西建設アスベスト訴訟ZOOM集会「アスベスト被害全面解決に向けての課題と展望」 - 大阪アスベスト弁護団

関西建設アスベスト訴訟ZOOM集会「アスベスト被害全面解決に向けての課題と展望」

2021.08.01

2021年7月31日(土)、関西建設アスベスト訴訟統一本部では、「アスベスト被害全面解決に向けての課題と展望」と題する集会を行いました。2011年の提訴以来、きょうだい訴訟として一緒に闘ってきた京都と大阪の原告団・弁護団・支援者が久しぶりに各会場とZOOM参加で集合。最高裁判決の喜びを分かち合い、1陣原告の労をねぎらうと共に、更なる建材メーカー責任の追求など、2陣・3陣訴訟に引き継がれた課題を確認しました。

集会では吉村良一・立命館大学名誉教授に「アスベスト被害の完全救済に向けて-2021年5月17日の最高裁判決と今後の課題-」と題する記念講演をしていただきました。

泉南・建設アスベスト訴訟が、判決によって加害者の法的責任を明確にすることにより、原告以外の多くの被害者に救済を拡大し、訴訟で実現した権利の普遍化を図る「政策形成訴訟」として機能した意義は極めて大きなものです。しかし、工場型(泉南型)国賠和解手続も建設アスベスト給付金制度も、最高裁判決を一歩も超えず、責任期間や対象者など司法判断の限界は残されたまま。とりわけ、建材メーカーを補償制度にどう取り込むかが、当面の最大の課題です。

吉村教授は「現実・実態を踏まえた理論構築こそが重要。理論ありきで、理論に合わない現実を見ない研究は意味がない。そのためにも原告・被害者の方々の声に接する今日のような機会は研究者にとっても貴重です」と、会場からの質問にも丁寧にお答えくださいました。

また、吉村教授からは、石綿救済法の不十分性と労災補償との格差についても言及がありました。今後、研究者の皆さんとも協働し、真に「隙間のない」救済制度の確立へ向けて、努力を重ねたいと思います。

 

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