【建設アスベスト訴訟】大阪2陣(地裁)第24回期日 - 大阪アスベスト弁護団

【建設アスベスト訴訟】大阪2陣(地裁)第24回期日

2021.07.30

2021年7月30日(金)午後1時30分から、大阪2陣(地裁)の第24回期日が開かれ、原告2名の本人尋問と1名の証人尋問が行われました。

国は、基本合意に基づいた和解協議に積極的に応じており、反対尋問も行いませんでした。一方、建材メーカーは、最高裁判決で確定した賠償金を支払うだけで、係属中の訴訟も争い続け、一部の建材メーカーは、執拗に反対尋問を行っています。危険性を知りながら、石綿建材を製造・販売し利益を上げ続けた建材メーカーは、最も責任の重い加害者であることを自覚し、早期に和解協議に応じるべきです。

◇SMさんは、中学を卒業後、1966年から50年以上にわたって大工として働きました。2017年12月に悪性胸膜中皮腫の診断を受け、手術ができない状態のため、抗がん剤治療か緩和療法を選ぶように言われたSMさんは、緩和療法を選択。在宅酸素療法をしながら穏やかに自宅で最後の生活を送りました。2018年3月、症状が悪化し、確定診断からわずか3カ月後、66歳で亡くなりました。SMさんと一緒に現場で働いたSTさんにとって、職人や取引先から慕われ尊敬されていた自慢の父親でした。STさんは、遺族として裁判に参加した理由について「大袈裟かも知れないけど、社会正義のため」と証言。加害者に責任をとってもらい、同じような被害者がきちんと救済される世の中であってほしいと、しっかり述べました。

◇UFさんの夫・UNさんは、1968年から30年以上にわたって大工として働きました。2001年に悪性胸膜中皮腫と診断され、右胸膜と右肺を摘出。その後は副作用の強い抗がん剤治療と放射線治療も受けましたが、手術から3年後に再発しました。抗がん剤治療の効果は無く、2004年5月、52歳の若さで亡くなりました。裁判では、UNさんと一緒に働いた従兄弟のOさんが、工事や作業内容について証言。UFさんは、仕事が好きで好きでたまらなかったUNさんへの思いを語り、国や建材メーカーには、非を認めてきちんと謝罪をしてほしい、裁判所には公平な判断をしてほしいと訴えました。

◆関西建設アスベスト大阪2陣訴訟の裁判期日予定

2021(令和3)年

10月1日(金)13時30分~16時50分 第25回期日【大阪地裁202号法廷】

11月19日(金)13時30分~16時   第26回期日【大阪地裁202号法廷】

2022(令和4)年

1月14日(金)13時30分~16時    第27回期日【大阪地裁202号法廷】

2月25日(金)13時30分~16時    第28回期日【大阪地裁202号法廷】

アスベスト被害ホットライン
0120-966-329

私たちにご相談下さい。
アスベスト被害に関するご相談は無料です。

アスベスト被害ホットライン

0120-966-329

(平日の10時~18時)

折り返し、
弁護士が直接ご連絡します。

  • 私たちは建設アスベスト訴訟を提起・追行し、最高裁で賠償・救済を勝ち取りました。
  • 詳しく見る >
  • 国から賠償金を受け取れる場合があります。
    アスベスト訴訟の和解手続は、最高裁判決を勝ち取った私たちにお任せ下さい。