静岡建設アスベスト訴訟でも、一人親方に対する国の責任認める判決
2020.01.25
2020年1月23日(木)、静岡地方裁判所(小池あゆみ裁判長)は、アスベストによる肺がんで亡くなった左官工の遺族について、国の賠償責任を認める判決を言い渡しました。建設アスベスト被害について国の責任を認めた判決はこれで12連続。一人親方についても、東京高裁、大阪2高裁、福岡高裁に続き、本判決で5連続の原告勝訴です。
この裁判は、静岡アスベスト被害救済弁護団が2010年に国だけを被告として提訴したもので、建材メーカーは被告となっていません。同弁護団は、今後、全国の弁護団とともに、建材メーカーも被告として建設アスベスト訴訟を提起する予定です。
*NHK 静岡 NEWS WEB[アスベスト肺がん国の責任認める]https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200123/3030005524.html
*テレビ静岡[「やっと報告できる」建設アスベスト訴訟 静岡地裁も国の責任認める 提訴から約9年]https://www.fnn.jp/posts/2020012300000006SUT
*静岡新聞[石綿死、国に賠償命令 左官業男性、肺がん 静岡地裁]https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/729283.html
*中日新聞[アスベスト訴訟で国に賠償命令 825万円、静岡地裁]https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020012301001423.html