工場型アスベスト国賠訴訟において、朝日石綿工業(現エーアンドエーマテリアル)の元労働者の遺族と国との和解が成立しました。
2025.01.15
2024年11月、大阪地方裁判所において、朝日石綿工業株式会社(現株式会社エーアンドエーマテリアル)において、石綿スレートの製造工程で機械の改造・修理等の整備作業に従事し、肺がんで死亡した元労働者Aさんの遺族と国との工場型和解が成立しました。
石綿スレートには、その名のとおり原料に石綿が使用されており、製造工程そのものに従事した方だけでなく、機械の整備作業に従事した方にもアスベスト被害が多発しています。
大阪アスベスト弁護団は、200件以上の工場型アスベスト国賠訴訟の和解事案を担当しています(詳しくは「工場型(泉南型)和解実績一覧」をご覧ください)。
私たちは、建設アスベスト訴訟、泉南アスベスト国賠訴訟の両方で最高裁判決を勝ち取った唯一の弁護団です。20年にわたる裁判の中で蓄積してきた知識・経験・ノウハウを駆使し、相談者にとって、最良の解決を実現するためにあらゆる手段を尽くします。
どんなお悩み、お困りごとでも、弁護士が直接丁寧に対応しますので、お気軽にご相談ください。
(執筆担当:弁護士 伊藤明子)