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あきらめずに当弁護団に依頼して工場型和解が成立した事案

2024.07.10

亡Xさんは、昭和37年から平成11年まで、変圧器製造会社に勤務し、防音壁の検査業務に従事。悪性中皮腫を発症し、令和元年に亡くなりました。

当初、亡Xさんのご遺族は、インターネット等で大々的に広告している法律事務所に依頼して国を訴えていましたが、同事務所から、「調査したところ、当時の防音壁へのアスベスト吹付作業の場所は工場の外(屋外)だった。和解は困難です」として、訴えを取下げるよう促されました。

その後、ご遺族から「本当に取下げなければならないのでしょうか?」と当弁護団に相談があり、代理人を交代しました。

当弁護団では、亡Xさんと同じ工場で過去、複数のアスベスト被災者が出ていることに着目し、国に対し、他の被災者の労災記録、健康管理手帳の文書提出命令を申立て、国から任意開示を受けたところ、他の被災者の労災記録のなかにアスベスト吹付場所が工場の内と外にまたがっていることを示す図面が出てきました。これらの資料に基づき、亡Xさんが工場内での吹付作業によって飛散したアスベスト粉じんにばく露したこと、局所排気装置の設置によりばく露を防ぐことができたことを主張立証。

裁判所から和解勧告が出され、無事、国との和解が成立しました。

亡Xさんのご遺族からは、あきらめずに当弁護団に依頼して本当に良かったと感謝されています。

 

当弁護団は、泉南アスベスト国賠訴訟の最高裁判決を勝ち取った弁護団です。20年にわたる豊富な経験と知識に基づき、どんな困難な事案でも最後まであきらめずに全力を尽くします。アスベスト訴訟については当弁護団にご相談ください。

 

(執筆担当:弁護士 鎌田幸夫)

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