【建設アスベスト訴訟】大阪4陣第10回期日
2024.09.269月20日、大阪4陣訴訟(第19民事部・大森直哉裁判長)の口頭弁論期日が大阪地方裁判所202号法廷で開かれ、被災者本人のTさん、被災者故Aさんの長男であり事業の後継者でもあるAMさんの尋問が実施されました。
Tさんは電工あるいは電気工事の現場監理として長年働き、天井や壁に用いられていたケイカル板やフレキシブルボード、岩綿吸音天井板を自ら切断・研磨することもありました。大建工業のダイロートン、日東紡績のミネラートンなど、建材メーカー、製品名も明確に記憶しており、被告メーカーからの長時間の反対尋問に流されずにしっかりと対応され、辛抱強く回答していたのが印象的でした。
AMさんは、内装工として働いた被災者故Aさんのご長男であり、事業所の後継者でもあります。故Aさんと一緒に現場で働いた経験から、壁下地・天井下地の設置作業や、天井・壁の仕上げ作業等について詳細に証言しました。被災者の病状が悪化してからは、息苦しさが少しでも和らげばとの思いで近所のドラッグストアを回って酸素スプレーを買い集めたというお話の折には、涙を拭う傍聴人の姿も見られました。
次回の4陣訴訟の期日は、2024年11月29日(金)13時30分~となります。
多くの方に傍聴していただくとともに、昼宣伝などのご協力をよろしくお願いいたします。
私たちにご相談下さい。
アスベスト被害に関するご相談は無料です。
アスベスト被害ホットライン
0120-966-329
(平日の10時~18時)
折り返し、
弁護士が直接ご連絡します。
- 私たちは建設アスベスト訴訟を提起・追行し、最高裁で賠償・救済を勝ち取りました。
- 詳しく見る >