第30回なくせじん肺アスベスト全国キャラバン出陣式に参加
2019.10.042019年9月30日(月)午後1時、雨の中、長崎北松じん肺根絶記念碑前で、第30回なくせじん肺全国キャラバンの全国出陣慰霊祭式がとり行われました。お寺の境内にある黒い記念碑は、石炭を表しています。
黒いダイヤと言われた石炭によって、日本が高度経済成長をなし遂げた陰では、多くの炭鉱労働者がじん肺に苦しみました。国と企業に救済を求めた長く苦しいじん肺の闘いは、アスベスト被害者の闘いとも連続しています。全国キャラバンは、10月24日(木)の東京での終結集会まで、各地で労働局交渉や学習会など、じん肺根絶を求める様々な活動を予定しています。
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[じん肺なき二十一世紀へ]
香くわし大気と陽光と地の豊穣
その美し地球に人間として生まれ出て
その恵みにたっぷりと浸る余裕もなく
日日夜夜地底にあって粉じんにまみれ
資源を掘り続けた労働者を待ち受けていたもの
それは、貧乏と、戦争と、災害と、
奪われた空気と、死の苦しみのじん肺であった
日本の西端、長崎北松の地からの
じん肺を許すなの叫びは、全国の労働者の魂をゆさぶり
炭鉱の鉱山の、造船の、トンネルの多くの粉じん職場に
じん肺のない二十一世紀をめざす闘いは
人間、労働者の尊厳かけ、いま始まっている
じん肺被害ゆえに逝ける霊魂よ、安らかにあれ
二〇〇二年五月二六日
文 松 田 解 子
東光三十世正徳 出
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