日立パワーソリューションズに中皮腫の元従業員が勝訴、横浜地裁横須賀支部判決 - 大阪アスベスト弁護団

日立パワーソリューションズに中皮腫の元従業員が勝訴、横浜地裁横須賀支部判決

2021.09.09

2021年8月30日(月)、横浜地裁横須賀支部(見米正裁判長)は、日立パワーソリューションズの元従業員で中皮腫を発症したKさんに、慰謝料として2200万円の支払いを明示する判決を言い渡しました。

Kさんは、1961年から99年まで溶接工として日立田浦工場に勤務し、発電機の溶接部分に保温材として石綿布を巻いたり、火花養生のため石綿の含まれた防護服を着るなどした際、石綿粉じんにばく露。退職後の2015年12月に胸膜中皮腫を発症し、翌年、労災認定を受けました。

日立パワーソリューションズは、Kさんの他社(入社前10か月程度)での石綿ばく露の可能性を主張して争いましたが、裁判所はこれを否定。同社には1960年には予見可能性があり、労働者(従業員)に対する石綿粉じんばく露対策を怠った安全配慮義務違反があったとして、損害賠償責任を認めました。

石綿製品を断熱材などに使用していた企業の労働者(従業員)に対する責任(安全配慮義務違反)を認める判決はすでに定着しています。多くの事件が訴訟外あるいは訴訟上の和解で解決しており、日立パワーソリューションズが判決まで争うのは異例です。同社は、中皮腫で闘病中の原告Kさんに早期かつ誠実に対応すべきです。

*毎日新聞[アスベスト訴訟、元従業員勝訴 会社に2200万円支払い命令

*神奈川新聞[日立工場での石綿被害 横浜地裁支部、2200万円賠償命令

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